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報告書の原稿に着手しようという時、わたしのハートにガーンと飛び込んできたインタビューがありましたので、皆様にも聴いていただきたい。
日木ルナ君は、極小未熟児、先天性腹壁破裂、新生児痙攣、点頭癇癪、白内障、脳性麻痺。いくつもの重いハンディキャップを持って生まれたにもかかわらず、4歳から母と始めたドーマン法というリハビリ・プログラムで文字盤を使って会話だけでなく、詩の創作活動までしている11歳の少年。
その彼が創った詩「迷っている人へ」
迷っている人へ
道が二つに分かれていたら 一番早く見つける方法に「聞く」という作業があります。
では、誰に聞けばいいのでしょうか 尊敬する先生?愛する両親?信頼する友人?
聞いてもいいと思う 参考にするのは いいと思う
でも やっぱり聞いて欲しい人がいます
それは自分 あなた自身です
あなたは、本当は心の中にちゃんと 地図を持っていて
何処に行けば自分が心地よくできるか 知っているのに
まるで地図など初めから持っていなかったように 振舞うのですね
思い出して!あなたは持っているでしょう
ポケットの奥に あなた自身の あなたしか持っていない 心の地図を・・・
ルナ君は、5歳で高校の参考書を読み、語学講座を見聞きしていたお蔭で数ヶ国語を理解しているとか、彼は大人に向かって「自由にのびのびと子供たちが育っていくために、親が心がけること」も語っています。
よく子どもを観察して、命令しないことですね。手伝いは重要ですが、余計なことをしないほうがいいと思います。子どもが自主的に学びたいと思う手助けをすればいいだけなんですが、どうもみんな教えたがっているんですね。指導したがっているんですよ。先生も親も多いですね。
だからもっと親も先生も 自分に注目したほうがいいんです。自分自身を満たしていれば、子どもを観察する余裕が出て 何が必要で、何が必要でないかが見えてくるんです。
具体的に何ということはありません。方法は方法でしかなく、それにとらわれたとき 又、害がでますから。
問題は心です。受け止める心、認める心、待つ心、そして子どもが身をもって示す多くの事柄から 宇宙の真理を学ぶでしょう・・・
お母さんは、「子育ては、障害があるなしにかかわらず、一人で背負わずに、どんどん人に頼ることだと思います。完璧じゃなきゃ親になれないんだったら誰もなれない。私はルナと一緒に育っていくことが とっても楽しい。その術を学んだから、すごく幸運だったと思います。」と語っています。
圧巻です。
「ものを観、ものを聴くのは『こころ』である。そのとき、目・耳はただの器官でしかない」
という言葉も思い浮かびました。人間の能力にも驚きました。何かが出来ないという事と、能力が劣ることがイコールではないことは決して忘れてはならないことなのです。
我々が今生きていることは、とりもなおさず将来の為。いかにより上質な満足を得られるかを追求することを、子どもも また 繰り返して生きていくはずです。子どもが自立できるように、今の自分たちの生活をより上質にする為に 思いっきり生きることが、その姿が、子どもを成長させることに繋がっているような気がしています。
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